こんにちは、つくたろうです。
Amazonアソシエイトについて割と重大なアップデートがあったっぽいので、今日はそちらについて書いていきたいと思います。
はじめに
先述の通り今回は、Amazonアソシエイトについての記事です。
おそらくこの記事を見ている方にはAmazonアソシエイトについての説明は不要でしょうから省きます。
今回扱う議題が何かというと、「TwitterやYouTubeなど、SNSアカウントの審査」についてです。
起きている問題
ここ数日のうちに、ブログ仲間内で「Amazonアソシエイトの審査に、Twitterのみ・YouTubeのみの申請で通らなくなった」という声をちらほら聞くようになりました。
AmazonアソシエイトはTwitterをはじめとするSNSでの申請も可能となっているんですが、その可能であるはずのSNSアカウントで申請すると以下のようなメッセージ(引用)が返ってきて審査に落とされるというのです。
Amazon アソシエイト・プログラムへの参加申請の審査が終了しました。誠に残念ながら、プログラム要件を満たしておりませんでした。そのため、一時的に承認されていたアカウントを閉鎖いたしました。
サイトが、お客様自身が所有しているサイトの完全かつ有効な URL ではなく、その他の人気のあるサイトの URL です。ソーシャルメディアページを使用して申請する場合、申請を処理するには、そのサイトの個別ページの完全な URL が必要です。
本通知以前に発生した未払い紹介料は全て支払われます。プログラム要件が満たされましたら、またいつでも再申請をお待ちしております。
今まではTwitterやYouTubeのみでの申請でも問題なく通っていたのに、このメッセージが来るようになってからTwitterやYouTubeでの申請が落とされるケースばかりのようです。
またどうやら、twitchやnoteなんかでも同様の理由で審査に落ちているみたいなので、どうも「サブディレクトリ構造のサイト」での申請自体が弾かれているような印象です。
問題の原因
まずは問題の原因がどこにあるかを見極めましょう。
返ってきたメッセージを読むと、「サイトが、お客様自身が所有しているサイトの完全かつ有効な URL ではなく、その他の人気のあるサイトの URL です。ソーシャルメディアページを使用して申請する場合、申請を処理するには、そのサイトの個別ページの完全な URL が必要です。」とありますね。
このメッセージ通りに解釈するならば、「あなたの申請してきたURL、あなたのサイトじゃないよね?SNSを運営している会社のURLだよね?審査するならあなたが持っているサイトのURLで申請してよ。」ということになります。
「そのサイトの個別ページ完全なURL」というのは解釈が難しいですが、文脈から考えれば「あなた自身が所持しているURL」で間違いないでしょう。これについては後述します。
つまり、このメッセージの言っていることは簡単です。
「申請するなら独自ドメインで申請してね」ということでしょう。
TwitterやYouTubeで申請するときって「https://twitter.com/example」みたいに「SNSのURL+ユーザー名」で申請するんですが、このURLはSNSサービスのドメインに対するURLなので、あなたのサイトとは認められませんよ。と言っているんですね。
他のサービスのドメインのURLじゃなくて、自分自身の持っているドメインのURLでないと審査通しませんよ、という方針に変わったと考えるのが妥当でしょうか。
そのサイトの個別ページの完全なURLとはなんぞや
「ソーシャルメディアページを使用して申請する場合、申請を処理するには、そのサイトの個別ページの完全なURLが必要です。」という文言に引っかかっている人がかなり多いみたいですが、これは確かにわかりにくい言い回しだと思います。
この部分だけを見たらさも「SNSの自分のアカウントページに完全版URLがあって、そっちを書けよ」と言われているような気になりますよね。でもそんな完全体みたいなURLって存在しません。
これ、複数のSNSで全く同じ理由で落とされている点、そしてAmazonアソシエイトの規約から考えれば、先述の通り「あなた自身が所持しているURLが必要だよ」という解釈をする以外ないんです。
ある特定のSNSのみで落とされているならそのSNSに原因があるかもしれませんが、そうでない以上「通らないSNSのURLは、どれもサブディレクトリ構造になっている」という共通点に目を向けるべきでしょう。
そして、Amazonアソシエイト規約の「プログラム参加申請をお断りするサイト例」には以下のような記述があります(引用):
■ リンクを使用するサイト・目的が不明瞭である場合
- 他者(社)が運営するWebサイトやURLを使用している
引用元:https://affiliate.amazon.co.jp/help/node/topic/GRBF7RY23VJNPV84
SNSのアカウントページのURLがこれに該当するのは先述の通りですね。
結局、このメッセージは「サイトが、お客様自身が所有しているサイトの完全かつ有効なURLではなく、その他の人気のあるサイトのURLです。」と言っている部分、つまり「これあなたのURLじゃないよね?」と言っている部分がキモなんですね。
それでも「ソーシャルメディアページを使用して申請する場合、申請を処理するには、そのサイトの個別ページの完全なURLが必要です。」の言葉一つ一つを無理やり解釈するなら、これは「そのソーシャルメディアページで申請するなら、そのSNSのあなたの個別ページを示す、あなたの管理下にある独立したURLを使ってね。」とでもなるでしょうか。そんなものがない以上無理なんですけどね…
では、SNSでAmazonアソシエイトをやるのはもう不可能なのでしょうか。別にそんなことはありません。
ということで、SNSでAmazonアソシエイトを行う方法について紹介します。
SNSでAmazonアソシエイトを行うには
これはもう簡単でしょう。答えはばっちりメッセージに書かれています。
独自ドメインを使え、と。
そう、素直に独自ドメインを使ったサイトを用意して、そっちを通してからサイト追加の形で自身のSNSアカウントを加えればいいんです。
こういう書き方をすると「SNSアカウントだけで通す術はないのか!」という声が聞こえてきそうですが、通らない以上はあちらの提示してきたやり方に則るのが賢い選択だと思います。別にそれでも申請を連打するという方は止めませんが…
幸いなことに、今はドメイン業者たちが価格競争に明け暮れているおかげで我々はドメインを1円で購入することができます。エックスドメインとかがその例ですね。
そして今はサイトを作るのにレンタルサーバーなんて借りなくてもいい時代です。Cloudflare Pagesなど無料で使えるホスティングが充実しているので、これを使えばタダでサイト構築も完了です。
ドメイン代1円+無料のホスティングの合わせ技なら、総額1円で独自ドメインのサイトを作ることができます。さっさと作ったサイトを使って審査に合格し、そのあとで好きなだけSNSアカウントを追加すればいいんです。
おわりに
ということで、今回は「Amazonアソシエイトの審査、Twitterのみ・YouTubeのみでは通らなくなったっぽい問題」について記事を書きました。
今回はSNSについてでしたが、もし本当に(無料ブログを含めた)サブディレクトリ型のサイトが全滅したとなれば、かなりの大ニュースかなという気もしています。
ただ最近よく「ディレクトリ貸し・ドメイン貸し」が問題視されている場を目の当たりにすることが増えたので、もしかしたらこの辺りも関係しているのかな~なんて思ったり思わなかったり。でもそうなるとサブドメイン型はどうなるんでしょうね。個人的にはサブドメインは割と独立してる感あると思っているのでセーフだとありがたいんですけど(笑)
今後動向については細かくチェックして、何か動きがあれば追記したいと思います。
ということで、今回の記事はこの辺にしたいと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!
2022/08/17 つくたろう
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