こんにちは、つくたろうです。
今回は久々に、ポケットモンスターソードシールドについての記事を書いていきたいと思います。
はじめに
今回書いていくのはずばり、ポケモン剣盾に登場する「レジ系のポケモン」に「ひかるおまもり」が適用されるか否かということです。
剣盾の追加コンテンツ「冠の雪原」でレジ系が登場してから「適用される派」と「適用されない派」の双方が主張し合っており、色厳選をする方の中には「結局どっちなの?」と思われている方も多いと思います。
今回はそんな皆さんの疑問を解決できればいいなと思います。
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「ひかるおまもり」とは?
一応知らない方のために「ひかるおまもり(通称ひかおま)」というアイテムについて簡単に説明します。
ひかるおまもりというのは、ポケモンBW2から登場した「持っているだけで色違いのポケモンと出会える確率が上がる夢のようなアイテム」です。
具体的には「色違いになるかどうかの判定が通常に加えて+2回される」というもので、色粘りには必須のアイテムです。
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ちなみに、ソード・シールドにおいてこれを入手するためにはガラル図鑑の「捕まえた数」を埋める必要があります。
大変そうに思えますが、かつて(第5・第6世代)は全国図鑑完成が条件だったことを考えると取得条件もだいぶ緩くなりました。やってみれば全然大したことないので、色違い厳選をする方は必ず獲得しておきましょう。
ちなみに、ヨロイ図鑑をコンプリートすると「証持ちのポケモン」と遭遇しやすくなる「あかしのおまもり」がもらえます。
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レジ系のポケモンにひかおまは効くの?
さて、ここからが本題です。
結論から言うと、ポケモン剣盾においてレジ系のポケモンに「ひかるおまもり」は適用されません。
残念ですね。
レジ系にひかおまが適用されないということは、新登場の「レジエレキ」や「レジドラゴ」はどう頑張っても1/4096で色粘りするしかないということですね。おのれゲーフリ…
まあブロックルーチンがかかっているよりはマシなので頑張りましょう。
ちなみに「レジエレキ ひかおま」などのワードで検索すると「レジエレキやレジドラゴにひかおまは適用される」ということを書いているサイトも見つかりますが、それらは全て間違いです。注意しましょう。
討伐数ボーナスは効くの?
剣盾では「戦った数」というパラメータが新たに導入されました。「倒した数」「討伐数」とも呼ばれるパラメータですね。
そして、野生のポケモンについては戦った数が500匹を越えると、オーラポケモンの色違いの確率が6倍になるという仕様があります。
当たり前ですがレジ系はオーラポケモンになり得ないのでレジ系にはこれすら適用されません。
そもそもオーラポケモンの出る確率自体が低いものの少しでも上がるなら効果があって欲しかった…というのが正直なところですが、効かないものは仕方ありません。地道に粘るしかありませんね。
レジ系の適用の有無についてのソース
さて、先ほどの「剣盾のレジ系にはひかおまが適用されない」ということについて、簡単にソースを紹介しておきます。
Some newly gathered information on shiny pokemon:
— Michael (@SciresM) February 20, 2021
Certain static encounters use csrng (cryptographically secure/true random, not manipulatable/seeded), and are unaffected by the shiny charm.
This includes the regis in crown tundra, impidimp in glimwood tangle, possibly others.
こちらのツイートは海外の有名な解析勢の方のツイートです。
簡単に日本語訳すると、「ある特定の固定シンボルのポケモンはひかるおまもりの効果を受けないことが判明し、レジ系のポケモンや、ルミナスメイズの森に出てくるギモーなどがそれに該当する」という意味になります。
レジ系には適用されないと、ばっちり書いてありますね。残念…
ひかるおまもり適用の仕様について
さて、先のツイートの「ひかるおまもりが適用されない特定の固定シンボル」というのはパラメータなどの決定の際に「CSPRNG(暗号論的擬似乱数生成器)」と呼ばれる擬似乱数生成手法が用いられる固定シンボルのことで、これは通常の固定シンボル(つまり、ひかるおまもりの効果を受ける固定シンボル)とは異なる生成手法となります。
詳細な乱数生成の仕組みは割愛しますが、ここで重要なのは「用いられている擬似乱数生成器の種類によって、光るお守りが効くか効かないかが決まる」ということです。
レジエレキやレジドラゴをはじめとするレジ系のポケモンには、この「ひかるおまもりが適用されないタイプの擬似乱数生成器」が使われているというわけですね。
同じゲームで擬似乱数生成器が複数種類用いられているとは思いませんでしたが、もしかしたらエンカウントのエフェクトなどに合わせて最適な生成器を使い分けているのかもしれませんね。
残念ながら自分は解析勢ではないためレジ系とルミナスメイズの森のギモー以外にCSPRNGが使われている固定シンボルをすべて紹介することはできませんが、引き続き調査をしてまた何か分かったら紹介したいと思います。
おわりに
さて今回は、「ポケモン剣盾のレジ系のポケモンにはひかるおまもりは適用されない」ということについての記事でした。
こういった仕様についての情報は解析勢の方に頼るしかないのですが、解析に関してはたとえ日本のゲームであっても海外勢に軍配が上がるというのが正直なところです。海外勢はめちゃくちゃ熱心なんですよね。
海外では常識だったりすることが日本ではまだ勘違いされたままだったりすることも多いので、わからないことがあったら積極的に海外の記事を調べていくべきですね。
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今回のひかるおまもりの件についても日本のサイトでは間違った情報を堂々と載せているものが多く見られたので、これを機に正しい情報が広まってくれることを祈るばかりですね。
今後も正しい情報をしっかりと見極めて記事を書いていきたいと思います!
ここまで読んでくれてありがとうございました!
2021/05/26 つくたろう